●自己中心的な考えを捨てる
先物取引のような値動きの激しい取引は、一瞬の判断の遅れによって大きく最終損益が変わってきます。
先ほどまで売りが優勢だったのに、突然買いが優勢になったりすることもありますので注意しなければいけません。
取引時間中に『どうして急にこんなに買ってくるのだろう?』『どうしてこれほど売ってくるのだろう?』というように、疑問に感じる場面に度々遭遇します。
常識的に考えて、この動きは行き過ぎだろうと感じるような時は、他の誰かがリスクを取って自分よりも先に動いているのです。
そんな時は、自分が何らかの変化に気付いていないだけで、トレンドに乗り遅れているのか、先に動いている何者かが間違っているだけなのか、常に疑心暗鬼でいなければいけません。
自分がもし間違っていたとしても、戦略変更の判断が早ければ早いほど損失は少なくて済みますし、新たな想定が的中した時には大きな利益が得られます。
当たり前のことですが、絶対確実に儲かる方法などありません。
常にリターンの裏側にはリスクがあることを認識した上で、すばやく行動しなければ相場に置いて行かれてしまいます。
先物市場の世界では、悩んでいる間に相場はどんどん動いていってしまい、自分が動いたところが天井や底だったということがよくあるのです。
常に最良の値段で、売ったり買ったりしようと思っても、それはあなたの自分勝手な希望にすぎず、他の参加者はあなたの思うようには動いてはくれません。
反対売買の相手があればこその先物市場なのです。
だから、天井や底で売り買いしようと思えば思うほどうまくいかないものなのです。
欲張り過ぎた下手な指値がタッチの差で約定できずに利益のチャンスを逃してしまい、最終的に損失になってから後悔しても、それは全て自己責任という厳しい世界なのです。
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